フードコーディネーター

2010年2月03日 by admin



料理本の出版から店舗プロデュースまで。スタイリングだけでなくマルチに活躍するのがフードコーディネーターの仕事です。

フードコーディネーターとしての私の強み
やはり、自分で料理がつくれるところが強みだと思っています。私は自己流じゃない。辻調まで行って料理の基礎から勉強したことがバックグラウンドにあることが、知らず知らずのうちに自信になっていると思いますね。私の売りを何にするか?って考えた時、フードコーディネーターの場合はレイアウトやデザインのことを良くわかっていたり、私のように料理のことを勉強してきて、料理をつくれる基礎を知っていることが強みという場合もある。いくらアレンジができても、料理の基礎ができていないとダメじゃないかと思っていますね。近頃、料理を知っているだけに、毎日の食事の大切さについて考えるようになってきました。だからこそ、見てくれだけではなくて「食の大切さ」、みんなに共感してもらえるような、リアルな提案をしたいと思っています。

私の学生時代
最初からフードコーディネーターをめざして辻調理師専門学校に入学しました。先生が出演されていた料理番組「料理天国」も毎週楽しみに見ていたし、辻静雄先生のことも尊敬していましたし、私にとってしっかり勉強できるのは辻調しかない、と思ったんです。仮にフードコーディネーターになれなくても、料理の仕事には就けるだろうとも思っていました。入学してみて感じたのは、本物志向の学校で先生も使う食材も設備も一流だったということ。小手先だけではない調理の確かな技術を身につけることができたと思います。料理の基礎を修得できたという点で、辻調で勉強したことがすごくプラスになっているのは間違いないし、良かったと思っています。

これからの目標は?
私はちゃんと料理の勉強もしてきたし、小手先だけではない料理をつくって提供できる、という自負があるわけなんです。スタイリング重視だと、小手先だけの見てくれだけの提案をしてしまいがちじゃないですか?そうではなくてもっとリアルなものを、同世代の女性が「これなら自分でもつくれる」というリアリティのある料理や食と関われる提案、食べる時の「空気」ってあるじゃないですか?旬のものを食べるとおいしいとか、お酒だって飲む日によって味が違ったりとか、これって環境ですよね?この環境を充実させる活動ができればって考えています。私の著書や活動を通して料理や食に興味を持って「これなら私もできる」から始まって、本格的に料理やパンを焼くことなどに興味をもてば辻調で勉強すればいいし、そんな架け橋になれればいいな、と思っています。その一つが「朝ごはんや」さんを開くことでもあるし、ワークショップ的なこともできればいいな、と考えています。


フードコーディネーター、COOK LUCK主宰/調理師本科/1997年3月卒業/畑を借りて野菜を自らつくっていた父と料理好きの母の影響で、子供のころから料理好きに。短大での就職活動、「フードスタイリスト」という職業を知り、その職業を目指し、平行してフリースクールにも通って料理を学ぶ。卒業後、さらに料理技術を高めたいと辻調理師専門学校へ入学。マロンこと板井典男さんのアシスタントを経て2001年独立。撮影用に料理をつくってレシピを提供したり、レストランやカフェにレシピを提案したり、店舗そのものをプロデュースしたり、さらには本を出版するなど精力的に活動中。現在は活動拠点を福岡に移して活躍しています。